トレーニングモード

ドリームキャスト版やWii版の本作には『トレーニングモード』が収録されている。生存者の救出やオブジェの破壊といったゲーム中での様々なシチュエーションに合わせたトレーニングに挑戦でき、各トレーニングをクリアする事で上の難易度や新しいトレーニング項目が解放される。
Training 1(街の人たちの救出)

街の中(チャプター1後半のマップ)を進みながら、襲われている人を助けるトレーニング。要救助者は全部で9人おり、1人でも助け損ねたり誤射した場合はその時点で失格となる。要救助者と敵の出現パターンは固定なので、失敗したとしても繰り返し挑戦して狙うべき位置を把握していけばクリアは見えてくるだろう。
一番下の難易度ではいずれの敵も耐久値が非常に低く、腕などを1発撃つだけでも撃破できる。そこから難易度が上がるにつれて耐久値が増えていき、最高難度で本来と同等の耐久値になる模様。
Training 2(30発での攻略)

民家の中(チャプター2最初の救出イベントを失敗した際に通る家)にいる敵を倒しながら進むトレーニング。ただしライフは2つ、撃てる弾は30発までという制限が付いている。30発撃ち切った場合はそれ以上発砲できなくなるため、敵にやられるのを待つしかなくなる。
基本的に落ち着いて敵の頭を撃つようにすれば残弾数に余裕をもってクリアできる。しかし、難易度が上がるとヘッドショット1発では倒せない敵が増えるほか、動きが特殊な敵が出現するようにもなる。★4つの難易度ではミッキー、★5つの難易度ではランスが1体終盤に出現するので特に難しい。これらの敵は敢えてナイフを撃ち落としつつ引き付け、隙を見て頭に連射すると良いだろう。その次の最後のシーンの為に5~6発の弾を残せておければクリアは近い。
Training 3(タルの破壊)

画面内のタルを10秒以内に全て撃って壊すトレーニング。どの難易度もタルの数は合計16個となっているが、目の前の水路を通るボートの上にもタルが乗っているため、それらを撃ち漏らさないように気を付けたい。
タルは白・茶色の2種類があり、白いタルは2発撃ち込まなければ壊せない。 難易度が上がるにつれてこのタルの割合が増えていき、★5つの難易度では全部が白いタルになるため相当な連射力や素早いリロードが求められる。早めに最初から見えている7つのタルを壊しつつ、流れるボートの上にあるタルを追いながら連射で壊そう。
Training 4(カエルの狙撃)

チャプター3の水路上で、遠くを跳びはねる金のカエルを狙い撃つトレーニング。的が遠い上に視点が揺れているという状況で、短い制限時間内に1発でカエルを撃たなければならない。外したり時間切れになった場合は失格となる。
一番下の難易度は制限時間が6秒だが、難易度が1つ上がるごとに時間が1秒ずつ短くなり、最高の★5つでは2秒しか制限時間が与えられない。幸い、視点の揺れ方は毎回同じなので、どのタイミングでどこに狙いをつけておくべきかを把握できればクリアは見えてくるはずだ。
Training 5(クァールへの連射)

奥から迫ってくるクァールを連射だけで倒すトレーニング。クァールが目の前まで接近して武器を振り下ろすまでに耐久値を削り切れば合格となる。
全難易度共通で、クァールを倒すには90発撃ち込む必要がある。難易度が高くなるほどクァールの接近ペースが速くなっていく模様。弱点などは無く、どこを撃っても入るダメージは一定なので、狙いをつけるよりは連射する事に集中しよう。クァールが近付くにつれて当たり判定も広くなってくるので、ギリギリまで諦めずに撃ち続けること。
Training 6(横切る敵と人)

狭い通路を横切っていく敵を倒すトレーニング。撃てるチャンスは短いので出現してすぐ倒す必要があるが、街の人も通過する事があるため誤射は避けなければならない。人を誤射したり、敵を撃ち逃したらその時点で失格。難易度が上がるにつれて、横切る対象の出現間隔が短くなる。
横切るのはデビッド・カゲオ・エビタン・ランディー・デビロン・モゥラー・市民A・市民B・市民Cの9種類。これらのキャラが1体ずつ目の前を横切っていくが、最初にデビッドが通って以降、残り8体の通る順はランダムとなっている。特に厄介なのがランディーで、0.5秒ほどで目の前を横切るためすぐに反応できないと逃がしやすい。市民の1人(スーツ)が前のめり気味な姿勢で現れるせいで混同しがちな点もクリアの障害となる。基本的には左下の辺りに狙いをつけておき、ランディーが出たらすぐ撃てるよう構えておくと成功しやすいかと思われる。
Training 7(遠くの敵処理)

遠くをうろつく8体のデビッドを時間内に倒すトレーニング。ここでのデビッドはどこかに1発弾が当たるだけで倒せるが、非常に遠いため狙いにくい上に倒せたかどうかの判別も難しい。難易度が上がるにつれて制限時価が短くなり、最高難度では10秒で8体のデビッドを倒す事となる。
幸いデビッドの位置は毎回同じなので、覚えてしまえばあとは当てるだけ。中央辺りのデビッドは倒せたか判別しやすいので、先に上段奥のデビッドに連射しつつ合間に近めのデビッドを倒すのがお薦めだ。
Training 8(車のデビッド落とし)

チャプター2冒頭の救出イベントよろしく、車の前面に張り付いたデビッドを倒していくトレーニング。全難易度共通で出現する車(&デビッド)は8台。1つでもデビッドが張り付いたままの車を画面外に行かせたらその時点で失格となる。難易度が上がるにつれて、車の出現間隔が短くなる模様。
車の出現パターンや画面外に出るまでの動きは全て一定なのだが、車の動きが大きい上に速いので非常にデビッドを狙いにくい。ヘッドショットさえできれば1発で落とせるが、狙って当てるのは至難の業。そのため胴体に3発ほど撃ち込んで落とす事を意識しよう。
攻略法としては車の走るルートを覚えておき、デビッドを狙いやすい位置を通るタイミングで連射するのが有効かと思われる。また、弾は車や奥の検問所を貫通するため、車の向きや位置によってデビッドが見えないタイミングでも当たる時は当たる。5・6台目の中央で大きくターンする車や、最後の2台同時に走ってくる車などはこれを知っていると狙い目も見えてくるかもしれない。
Training 9(早撃ち)

並んでいる街の人の中から敵を見つけて素早く撃つトレーニング。紛れている敵は1発でも弾が当たれば倒せるが、一番下の難易度でも各シーン毎の猶予は1.3秒、最高難度で0.8秒と短く、それなりの反射神経が求められる。時間内に敵を倒せなかったり、街の人を誤射した場合はそこで失格。
このトレーニングは全部で8シーンあるが、特に難しいのが6シーン目(しゃがんで頭を抱えている姿勢)と8シーン目(四つん這い)。6シーン目はデビッド、8シーン目はカゲオが撃つべき対象なので、色で判別すると成功率が上がるだろう。
余談だが、後にアーケードでリリースされた『THE HOUSE OF THE DEAD EX』のミニゲームの1つ『名探偵ゾビコ』はこのトレーニングをモチーフにしている。BGM(マジシャン戦)・成功時のジェームズの台詞(素晴らしい腕前に成長したようだな!)なども一緒。
Training 10(コイントス)

コイン(という割には大きい)を撃って上に弾き、一定時間滞空させるトレーニング。一番下の難易度は20秒だが、最高難度では50秒の間コインを落とさずに撃ち上げ続ける必要がある。
コインを撃つときのコツは、なるべくコインの中央下端を狙うこと。どこを撃ってもコインは上方向に弾かれるが、着弾点がコインの左右どちらかに寄っていると反対側に大きく弾かれるため、そこからの狙いがつけにくくなってしまう。その為コインの中央下端を撃ち、できるだけ真っすぐ上に弾かれるように調整しながら時間を稼ぐとクリアしやすくなるはずだ。
攻略動画
※現在準備中